こんにちは!
江東区豊洲でハウスクリーニングをしているリセットの大野です。
今回は、お風呂(浴室)クリーニングの掃除手順についてご説明します。
実は、お風呂(浴室)には汚れの種類がたくさんあるから、結構大変なんです。
キッチンや換気扇は、酸性の油汚れがほとんどなので、アルカリ洗剤だけで対応できます。
でも、お風呂(浴室)は、住んでいる人全員が毎日使用する場所なので、汚れがたまりやすいし、以下のような汚れが付着します。
・湯垢:人の皮脂と石鹸カスが混ざったもの
・水垢:人の皮脂と石鹸等の脂肪酸と水中のカルシウムが結合したもの
・カビ:主に黒カビ
・ホコリ、髪の毛等
それぞれに適した洗剤を使って洗浄する必要があります。
しかもお風呂(浴室)の天井は掃除しずらいし、危険です。
また床をしゃがんで掃除するのも大変ですよね。
今回は、私自身が実践する手順についてご説明いたします。
ハウスクリーニングのプロが実践するお風呂(浴室)クリーニングの手順について
今回は、江東区豊洲でハウスクリーニングしている私が解説します。
1.お風呂(浴室)クリーニングの範囲
まず、お風呂(浴室)クリーニングの範囲についてご説明します。
ハウスクリーニングリセットの標準プランは以下の通りです。
・浴槽
・水栓
・排水口
・壁
・床
・天井
・ドア
・換気扇カバー
・鏡
ちなみに、注意すべき点は、お風呂(浴室)の標準プランでは以下の部分が含まれません。
注意ポイント
・エプロン内部
・換気扇内部
・鏡のうろこ取り
・防カビ抗菌コート
もちろん、個別にお掃除することは可能です。
その場合は、オプション料金がかかります。
この辺は、ハウスクリーニングの会社によって異なりますので、事前にご確認していただいた方がいいと思います。
2.お風呂(浴室)クリーニングにかかる時間
ハウスクリーニングのプロにお願いしても、お風呂(浴室)の掃除は、2時間前後かかります。
内訳は、下記の通りです。
内訳
0.ご挨拶、道具搬入(10分)
1.外せる部品のつけ置き(5分)→計15分
2.塩素系洗剤の塗布(5分)→計20分
3.天井、換気扇クリーニング(5分)→計25分
4.外した部品の洗浄(5分)→計30分
5.照明の拭き上げ(5分)→計35分
6.洗い場の洗浄(弱アルカリ性洗剤)(15分)→計50分
7.浴槽側の洗浄(弱アルカリ性洗剤)(10分)→計1時間
8.水垢落とし(酸性洗剤)(15分)→計1時間15分
9.水洗い(5分)→計1時間20分
10.シリカスケールの水垢の場合は、更にゴーストキラーで洗浄(10分)→計1時間35分
11.乾拭き(10分)→計1時間45分
12.お客様に確認(5分)→計1時間50分
13.事後作業(10分)→計2時間
オプションがなく、普通の汚れで2時間前後。汚れが強い場合は、2時間30分前後かかるときもあります。
3.お風呂(浴室)の掃除手順
~私たちが準備するもの~
養生シート、掃除機、バケツ、JH-S(酸性洗剤)、JH1(20倍希釈)、カビ取り用液体漂白剤、メラミンスポンジ、普通のスポンジ、ラストラーレスポンジ、2WAYブラシ、Jブラシ、1枚刃、プラスチックヘラ、ウエス、ジェイワイパー、長くつ、手袋、高圧洗浄機、ゴミ袋、排水口受け、スクイージー、洗車ブラシ、ゴミ袋、クイックルワイパー
step
0ご挨拶、道具搬入
step
1外せる部品のつけ置き
バケツに塩素系漂白剤を入れて、外せる部品は全て外してバケツにつけ置きする。
・排水トラップ、浴室のキワ、浴槽の追い焚き入口、(エプロン下の部品)等
・換気扇カバー、フィルター
※代わりに排水口受けを置いておく
step
2塩素系洗剤の塗布
カビに対して塩素系洗剤を塗布する。汚れの状況によって2回実施
step
3天井、換気扇クリーニング
天井はメラミンスポンジで
換気扇はフィルターを外して水洗いする
ちなみに、別の記事でプロが実施するお風呂(浴室)乾燥機の掃除手順を解説しています。
step
4外した部品の洗浄
バケツに漬け置きした部品を水洗いする。
step
5照明の拭き上げ
照明カバーを外し、弱アルカリ性洗剤を吹きかけ、ウエスで拭き取る。
step
6洗い場の洗浄(弱アルカリ性洗剤)
全体を水養生する。
(1)壁、扉
1)弱アルカリ性洗剤を使い、スポンジで洗浄する。
2)リモコン等、細かい部分はブラシをあてる。
(2)鏡
1)スポンジに弱アルカリ性洗剤を使い洗浄
2)鏡と壁面の隙間は、ブラシで。
(3)蛇口、シャワーヘッド
スポンジに弱アルカリ性洗剤を使い洗浄
(3)床
床は傷がつきにくい材質を使っているため、弱アルカリ性洗剤をつけて、全体的にステンレスブラシで磨く。
細かい汚れは、床ブラシやラストラーレスポンジで磨く。汚れが落ちると水をはじく。
(4)扉
1)全体的にアルカリ洗剤をスプレーする。
2)ガラス部分はステンレスブラシで磨く
アクリル板は傷がつきやすいので、力は不要。
3)扉のサッシ部分、通気口は、ブラシを使って洗浄する。
(5)排水口
ラストラーレスポンジ、ブラシで洗浄する。
step
7浴槽側の洗浄(弱アルカリ性洗剤)
ネットスポンジで磨く(黒ずみがあれば、ラストラーレスポンジ)
止水栓はブラシで磨く。
チェーンはネットスポンジで磨く。
落ちない場合は、ラストラーレスポンジをあてる。
step
8水垢落とし(酸性洗剤)
扉、鏡、浴槽、蛇口など水垢が付きやすい部分は酸性洗剤や研磨剤を塗布し、スポンジ等で研磨する
特に鏡は水垢がカルキと固着して結晶化する現象がおきます。
見た目が魚のうろこに似ているため「鏡のうろこ取り」をすることも多いです。
蛇口を洗う動画がこちら
step
9水洗い
step
10シリカスケールの水垢の場合は、更にゴーストキラーで洗浄
ここで、うっすらと白い膜が残っている部分は、炭酸カルシウムや酸化スケールではなく、シリカスケールの成分があると判断し、ゴーストキラーを塗布し、洗浄する。水洗いする。
特に黒いカウンターなどは、水垢が目立ちます。
お風呂(浴室)の黒いカウンターのクリーニングについてをご覧ください。
step
11乾拭き
step
12お客様に確認
step
13事後作業
(1)お風呂備品を戻す
(2)道具の片づけ
(3)掃除
全体を見渡し最終確認します。
養生シートなどを片付けて撤収となります。
4.どのくらいの頻度でお願いすればいいの?
それではお風呂(浴室)クリーニングは、どのくらいの頻度でプロにお願いすればいいのでしょうか。
普段お風呂(浴室)掃除している方であれば、年に1回でいいと思います。
私はお風呂(浴室)に入った後についでにお風呂掃除しているので、そんなに汚れません。
でも、普段お風呂(浴室)掃除していなければ、カビや水垢が発生しやすいので半年に1回程度依頼したほうがいいでしょう。
5.料金相場について
お風呂(浴室)クリーニングをプロにお願いした場合、いくらかかるでしょうか。
私の肌感覚では、平均1万5000円前後の料金だと思います。
2,3時間かかることが想定されるので、それくらいの金額が平均的です。
6.どのような業者にお願いすればいいの?
私がおすすめするのは、地元のハウスクリーニング業者がおすすめです。
メリットは、近場であれば何かあれば対応してくれる点があります。
例えば、急な依頼や色々な相談にも柔軟に対応できる点があります。
ちょっと遠方の業者の方だと依頼しづらい部分もありますよね。
7.お風呂(浴室)クリーニングの予約の方法について
予約する前に事前に確認していただきたいこと
お風呂(浴室)クリーニングする日時の確認
できれば2,3候補があると助かります。
オプションの有無
お風呂クリーニングのオプションとしては、以下の通りです。
エプロン内洗浄(4,000円)
浴室換気扇(4,000円)
鏡のうろこ取り(3,000円)
浴槽のフタ(1,000円)
イス(500円)
駐車スペース
駐車スペースがないときは、近隣の駐車場をお借りします。
その場合は、実費精算とさせていただきます。
予約方法は下記4つの方法があります。
LINE公式アカウントから予約
LINE公式アカウントから予約できます。友達登録して「予約したい」とご連絡ください!
電話(080-8841-0310)
メール(ohnoy@reset1.net)
ホームページの「ご予約」フォームから予約
いかがでしょうか。
今回は、お風呂(浴室)クリーニングの掃除範囲や時間、手順、頻度や業者の選び方、予約方法や注意点についてご説明しました。
このタイミングでお風呂周りの掃除をハウスクリーニングのプロに任せてみてはいかがでしょうか。
一度ハウスクリーニングに普段できないような天井や面倒なカビ、頑固な水垢汚れを落としてもらうのがおすすめです。
そして普段の掃除は、こまめにご自身でお掃除する方が楽ちんです!
ぜひお風呂(浴室)クリーニングはハウスクリーニング リセットにご依頼ください。