おはようございます
江東区豊洲のハウスクリーニング リセットの大野です!
今回は換気扇お掃除後のトラブルについて解説します。
今回は換気扇お掃除後に異音がなった場合の対応についてご紹介します。
前回の記事(油で固まった換気扇のフィルターを外すコツ)の続きです。
築20年以上の建物で、10年以上換気扇お掃除していなかったお宅に伺い、換気扇をお掃除しました。
換気扇お掃除しようとしたところ、油でフィルターが固まっていたところをドライヤーで溶かしてフィルターを外しました。
その後の換気扇掃除もかなり大変でしたが、無事に終了しました。
最後に換気扇を組み立てて、動作確認します。
換気扇を動かしてみると
???
甲高い音がします。
「キュルキュル」と明らかに異音です。
こんな音です。
換気扇から音が出る場合に考えられることは、以下の3つです。
1つめは、換気扇に異物が混入していること
実際に、我が家で雀が換気扇の中に入ったことがあります。
おそらく換気口から入ったものだと思われます。
ガサガサ音がしたので、何かな~と思っていたら、雀がいました(笑)
2つめは、換気扇のファンがちゃんとはまっていない場合
換気扇のファンがはまっていないと、ファンが回転するときに異音がします。
3つめは、換気扇のファンを動かすモーター異常です。
モーターは消耗品なので、10年以上も経過すると故障することもあります。
最悪の場合は、モーター不良で動かなくなることもあります。
今回は、キュルキュルする音なので、モーターは動いていますが、何らかの異常が発生している可能性が高いです。
その中でも一番可能性が高いのが、モーター内部にあるベアリングのグリス切れです。
モーターの内部にベアリングという部品があり、そこの油がなくなっている場合があります。
油が切れていると、キュルキュルと音がします。
そこで、モーターを外し油をさそうと思います。
今回の換気扇は、タカラスタンダードのVL-60です。
換気扇のファンを外すと、モーターが見えます。
このモーターは4つのビスを外せば外れます。
外す前に、配線を抜いておきます。
外したモーターがこちら
こちらの軸の下にベアリングがあるので、こちらに油をさします。
これで異音が解消されなければ、モーターを分解してベアリングに直接油をさします。
さて、モータを元に戻して、音を確認します。
異音がなくなり、静かです。
よかった~
まずは音がしなくなったので、当面の間、様子見とすることにしました。
もし、異音が解消しなければ、先ほどもご説明したとおり、モーターを分解してベアリングに直接油をさす必要があります。
それでも直らなければ最悪、ベアリング交換かモーター交換する必要があります。
とりあえず、直ってよかったです。
でも、今回のように10年以上も経過している換気扇は、お掃除中に不可抗力で故障したとしても、補償することが出来ません。
なぜなら、どのメーカーも一応の使用目安期間として10年と定めているからです。
10年以上も使っていると電気製品は壊れる可能性が高いからです。
特に消耗品は故障するリスクがあります。
今回のモーターも油汚れが付着していました。
特にモーター部分には、水をかけたり、洗剤をつけられないので、タオルでふき取ることぐらいしかできません。
製品をいい状態にしておけば、故障するリスクも減らせます。
こまめにお掃除しましょう!