おはようございます！
江東区豊洲のハウスクリーニング リセットの大野です！
さて、今回は
古いエアコンのクリーニングはリスクがあります。
というお話です。
今回は昨年6月の話で、時間がずいぶん経っています。
掲載するか迷いましたが、私自身の備忘録として、またお客様にも理解していただいたほうがいいと思い掲載します。
さて、今回のお客様は江東区豊洲のお客様。
リピーターのお客様で、リビングの天井埋込エアコン2台のクリーニングをご依頼いただきました。
そのエアコンは東京ガスのガスエアコンで、約20年前後の古いエアコンです。
古いエアコンの場合、クリーニングするにあたり色々リスクがあります。
リスク
１．部品が固くなっているので、分解、組み立てする際に、破損するリスク
２．部品が消耗しているので高圧洗浄で洗浄した際に、エアコンの部品を破損するリスク
３．通電状態から、一旦通電を止めるので、エアコンが動かなくなるリスク
などなど。
更に、20年も経過していると保守部品の在庫もないので、部品交換もできません。
最悪、エアコンを買い替える必要が出てきます。
しかも、6月はエアコンの取り付け繁忙期です。
エアコンをこれから一番使う時期に、取り付けるのに時間がかかる可能性があります。
事前に万が一故障した場合に取付に時間がかかる可能性があるため
エアコンを使わなくなる秋や冬にクリーニングしてはどうか？
とお客様にご提案しました。
ただ、お客様としては
「このカビが繁殖した状態ではエアコンを使いたいと思わない」
だから、壊れてもいいからクリーニングして欲しいとのことでした。
そういうことなので、意を決してエアコンクリーニングすることにしました。
まず、ブレーカーを落とします。
今回のエアコンは2台とも同じブレーカーで電源を供給しているので、ブレーカーを落としたら2台ともエアコンが停止します。
まず、1台エアコンクリーニングします。
もちろん、慎重にクリーニングしました。
無事に1台のクリーニングが終了し、組み立てます。
そしてブレーカーを上げてエアコンの動作を確認します。
すると
エアコンは動きますが、冷房が効かない状態です。
つまり送風だけになってしまいました。。。
ガーン
更に
エアコンクリーニングしていない方のエアコンは
運転ランプが点滅するだけでエアコン自体が動きません。。。
おそらく、エアコンのブレーカーを落とした瞬間に何らかの要因で故障した可能性があります。
お客様と相談し、もう1台のエアコンのクリーニングは中止しました。
当日は別の予約もあり、翌日伺うことにしました。
翌日伺い、エアコンクリーニングしたエアコンを再度分解し、組み立てして動作確認しましたが
やっぱり冷房運転しません。
クリーニングしていないエアコンも動作せず、運転ランプが点滅している状況は変わりません。
結局、メーカーに問い合わせたところ、修理もできないので2台ともエアコンを入れ替えることになりました。
お客様からは
エアコンを交換するいい理由になったよ！
とおっしゃっていただきました。
事前にご説明はしていたものの、
申し訳ない気持ちでいっぱいです。。。
お客様に伺ったところ、業者の事前調査、見積り、エアコンの取り付け含めて1週間前後かかったそうです。
その間は他の部屋のエアコンと扇風機で何とか対処したそうです。
6月のエアコンを使う時期に申し訳なかったです。
今回は
古いエアコンはリスクがあります。
でした。
古いエアコンは部品が固くなったり、消耗しているので
分解、洗浄、組み立て時に破損したりするリスクがあります。
そして古いエアコンの場合は、既に部品がない場合が多いので、新しい部品に交換できません。
その場合は、私自身がボンド等で修理することもあります。
また、エアコンの部品が壊れても、修理しなくても最悪エアコンの動作に支障がなければいいと思います。
多少見た目が悪くても、エアコンが動作すればいいというお客様も多いです。
ただ、エアコンが動かなくなるような故障が一番のリスクです。
ファンの破損、ファンモーターの劣化、基板の故障などです。
そのような最悪な事態を想定しているので、クリーニング業者によっては、10年以上経過しているエアコンクリーニングを受け付けない業者もいます。
リセットの場合は、10年以上経過しているエアコンは、クリーニングする時期を調整できないかご提案します。
つまり、エアコンを使わない時期にクリーニングすることをお勧めしています。
今回のようなことがあるので。