おはようございます
江東区豊洲のハウスクリーニング リセットの大野です!
本日も快晴で気持ちがいいですね!
さて、先日は日本エアコンクリーニング協会が主催するエアコンの完全分解洗浄講習に参加しました。
昨年も講習を受けましたが、完全分解は2回目の参加です。
ちなみに、昨年の講習の様子はこちらに掲載中です。
前回は完全分解の手順を教わりながらでしたが、今回は一部確認しましたが、基本的に自分の流れで分解、組み立てすることが出来ました。
完全分解を考える
完全分解の定義は、正確にはありませんが、エアコンを壁から外して工場に持って帰って全て分解し、クリーニングするのが完全分解になるでしょう。
でも、その完全分解クリーニングは時間もお金もかかります。
そこまでしなくても、個人的には壁にかけたまま、「ドレンパン」と「ファン」を外せれば、ほぼ完全分解と呼んでいいかと思います。
エアコンの汚れの95%くらい落ちるからです。
もちろん、ドレンパンやファンを外す場合も、通常のエアコンクリーニングよりも金額は高くなるし、時間もかかります。
時間がかかるし、リスクがあるからです。
また、機種によって壁にかけたままドレンパンやファン外せない場合もあります。
簡単に外れない場合に、外そうとするとエアコンにも負荷を与えるし、破損するリスクが高いのでお勧めしません。
そもそも、エアコンクリーニングする自体、高圧洗浄機で水を流すリスクがあるから。
そうなると、ドレンパンとファンを外してまでクリーニングする必要があるのでしょうか。
以前、某メーカーのエンジニアと話した時に、お客様には完全分解をお勧めしないと。
なぜなら、金額が10万円前後かかるから。
2回完全分解クリーニングすれば、新しいエアコンを買えますよね。
クリーニングの時間も、工場に持って帰るので、1週間前後時間もかかるとのこと。
また、某ハウスクリーニングのフランチャイズでも完全分解を宣伝していますが、フランチャイズの本部が言っているだけで、
ほとんどの加盟店は実施していないそう。
理由はリスクが高いし、お客様からも求めらていないそう。
では、完全分解が必要な場合って?
通常のエアコンクリーニングしてもカビの臭いが気になる方は、完全分解すれば臭いがなくなるかもしれません。
でも、エアコンに染みついていたら難しいかもしれません。
完全分解しても、臭いが消えなければ、あきらめもつくかもしれませんね。
じゃあ、完全分解の講習会に参加する意味はなんでしょうか。
以前も話しましたが、完全分解講習の目的は、エアコンの細部を分解し、構造を理解することもあります。
構造を理解すれば、通常のエアコンクリーニングの洗浄の際にも、よりキレイにクリーニングできるようになります。
なぜなら、エアコンの形状や細部を把握することで、洗浄する角度や洗浄する場所をイメージできるからです。
また、エアコンを分解する品質、精度を上げることが出来ます。
そのような理由により、エアコンの完全分解洗浄の講習を受講しました。
これからエアコンクリーニングの機会が増えます。
講習会で学んだことを生かし、更にエアコンをキレイにしたいですね。