エアコンクリーニング

エアコンを更にキレイにしたいお客様向けのドレンパン、ファン分解クリーニングについて

2024年7月11日

おはようございます

江東区豊洲でエアコン、ハウスクリーニングしているリセットの大野です!

今回は

エアコンを更にキレイにしたいお客様向けのドレンパン、ファン分解クリーニングについて

を解説します。

 

通常の分解クリーニングについて

エアコンクリーニングの方法は人によって多少違いがありますが、

通常は、エアコンのカバーやルーバー等の部品を外して

アルミフィンやファンに対して直接お掃除できる状態にします。

こんな感じです。

 

アルミフィンはこちら

 

ファンはこちら

 

そして洗剤を噴霧し、高圧洗浄でお掃除します。

このようなやり方が一番オーソドックスで、比較的リスクが少ないお掃除方法です。

こちらの方法でも十分キレイになります。

ただ、ドレンパンやファンは付けたままのお掃除になるので、部分的に汚れが残ってしまう可能性はあります

どれくらい汚れが残るかといえば、ざっくり2割くらい。

逆に言えば、通常のお掃除方法でも、8割前後はキレイになります。

ただ、もっとキレイにしたい、臭いを少しでも落としたいという方に、更に汚れを落とす方法もあります。

 

通常よりもキレイにしたいお客様向けのドレンパン、ファン分解クリーニングについて

それが、ドレンパンやファンを分解してお掃除する方法です。

特にドレンパンにはカビやヘドロのような物が付きやすいです。

ドレンパンとは「エアコンの結露水を受ける受け皿」です。

このドレンパンを外して洗浄することで、よりキレイになります。

 

今回のお客様は、約5年前にエアコンクリーニングしたパナソニックのエアコンです。

とても汚れていたので、徹底的にキレイにしたいとのご要望をいただきました。

通常通り分解して、更にドレンパンを外しました。

 

 

外したドレンパンです。

 

 

結構汚れていますね~

クリーニングしがいがありそうです(笑)

ファンも外そうとしましたが、今回はファンは外れませんでした。。。

無理に外すと、ファンが戻らない可能性がありますので、ファンは付けたままクリーニングします。

ただ、ドレンパンを外せれば、奥までお掃除できるので十分キレイになります。

さて、ビフォーアフターです。

 

ドレンパン(ビフォー)

ドレンパン(アフター)

 

ドレンパンも見違えました!

 

エアコン(ビフォー)

エアコン(アフター)

 

全体的にキレイになりました!

 

エアコン(ビフォー)

エアコン(アフター)

 

 

エアコン(ビフォー)

エアコン(アフター)

 

アップにしてもキレイになりました!

カビが完全に落ちました

うまくいきました!

エアコンクリーニングが完了し、元に戻して、動作確認をします。

特に問題なさそうなので、自宅に戻りました。

 

ただ、翌日エアコンから水漏れしているとのご連絡をいただきました

その日の夕方伺い、エアコンから水漏れしていることを確認しました。

ただ、ドレンパンやドレンホースなどの異常は確認できませんでした

原因は分かりませんが、再度ドレンパンを分解して、もう一度組み立て直しました

これで様子を見ることにしました。

2,3日経過しておりますが、特に水漏れは発生していないとのことです。

 

よかった~

 

ドレンパン、ファン分解クリーニングのメリット、デメリットについて

 

今回は事なきを得ましたが、ここでドレンパン、ファン分解クリーニングのメリット、デメリットについてご説明します。

メリット:キレイになる

これは言うまでもないです。

ドレンパンやファンを分解するため、通常のクリーニングよりもキレイになります。

 

デメリット:時間がかかる

ドレンパンやファンを分解、組み立てをするため、通常のクリーニングよりも時間がかかります。

通常のクリーニングの約1.5倍~約2倍くらいのお時間がかかります。

なぜなら、ドレンパン、ファンを外すために、事前に電源や基盤の部分を外すからです。

簡単にドレンパン、ファンだけ外せればいいのですが、事前に電源や基盤を外します

最近のエアコンはどんどん大型化しているから、事前に電源や基盤を外さないと、スムーズにドレンパンやファンが外せないからです。

 

デメリット:料金も高くなる

ドレンパンやファンを分解する分、料金も高くなります。

通常のクリーニングの約1.5倍~約2倍くらいの料金になるでしょう。

 

デメリット:故障するリスクも高くなる

ドレンパンやファンを分解、組み立てする分、部品を破損、故障させるリスクがあります。

元々、簡単に外せるようになっていない部品だからです。

事前に電源や基盤を外すのも、手数は増えてしまいますが、故障してしまうリスクを避けるためです。

また、何年も経過していると部品も固着したり、劣化しています。

古いエアコンになればなるほど、故障するリスクが上がります。

だから、こちらとしても、無理はしなようにしています。

 

結論、通常の分解クリーニングとドレンパン、ファン分解クリーニングのどちらがいいのか?

いかがでしょうか。

ドレンパン、ファン分解クリーニングは、デメリットも多いですよね(笑)

そうなんです!

時間かかるし、価格も高いし、リスクもあります

ただ、通常のクリーニングでは、

どうしても臭いが残る

汚れが気になる

というお客様に限り、デメリットをご理解していただき、ご提案しています。

個人的には、通常のクリーニングで十分です。

むしろ、毎年通常の分解クリーニングしていれば、キレイを維持できます。

ドレンパンやファンを分解してクリーニングしても、2,3年も放置していれば、汚れていきます。

結論、

1~2年に1度通常の分解クリーニングするほうが衛生的にもコスパもいいと思います

そもそも、エアコンって、冷やしたり温めたりする家電にすぎません。

そして、エアコンは使えば使うほど汚れます

ある意味消耗品と考えています。

メーカーも、販売して10年で部品を生産しなくなるのも、消耗品と考えているからにすぎません

私の方針は、お客様にできるだけお手軽に、お得に、頻繁に利用していただきたいので、お客様が払いやすい金額でクリーニングしています

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