おはようございます
江東区豊洲のハウスクリーニング リセットの大野です！
先日は、エアコンを自分で洗浄しているお宅に伺いました。
特に小さいお子様の部屋のエアコンは、なるべくキレイにしたいからと、市販に売っているエアコンの洗浄スプレーを使っているそう。
今回は、
市販で売っているエアコン洗浄スプレーのメリット、デメリット
について解説します。
早速、エアコンを分解します。
確かにカバーなど表面はキレイにされていますが。
中は結構なカビが。。。
あれ？
って感じです。
毎年スプレーで洗浄していると伺っていたのに。。。
カバーを外してアルミフィンを見ると、な、なんとカビ全開です！
逆に何もしていないエアコンのほうがキレイです。。。
なぜ、こんな状態になるのでしょうか。
今回は市販のエアコン洗浄スプレーのメリット、デメリットについて解説します。
ホームセンターや大型スーパーに行くと
エアコン洗浄スプレーなるものが売っています。
大体2000円前後くらいのものが多いと思います。
安くて手軽にエアコンクリーニング出来れば、お得だし、簡単ですよね。
でも、これには大きな落とし穴が。。。
市販の洗浄スプレーのメリット
安くお掃除することが出来る！
エアコンクリーニング業者に頼むと、約1万円前後～2万円前後かかります。
でも、市販の洗浄スプレーであれば、2000円前後でお掃除できます。
これは大きいですよね。
いつでもお掃除できる
汚れが見つかったら、すぐにスプレーをかければいいから、夜中でも大丈夫ですよね。
業者に依頼する場合は、最低でも1日～2日は必要ですよね。
短時間でお掃除できる
スプレーをかけるだけなので、5分～10分もあればお掃除できます。
業者に依頼する場合は、2時間前後かかります。
これだけ聞くと、メリットが大きいのですが、デメリットも。
市販の洗浄スプレーのデメリット
きれいにならない
これが一番のデメリットですよね。安いとはいえ2,000円も使ったのにキレイにならないなんて。
実は洗浄スプレーを使うと、最初キレイになるのですが、数ヶ月すると汚れ始めるんですね。
その理由は、エアコンの洗浄スプレーを使って洗剤をつけても水で流さないからです。
そして、洗浄スプレーの洗浄剤がエアコン内部に残り、それがほこりと合体してカビが発生します。
だから、数ヶ月もすると汚れ始めるんです。
更にひどい汚れになる
キレイにならない上に、スプレーをかける前よりも汚れます！
上記のように、ほこりと合体したカビが大きくエアコンに付着して、固着します。
そして固形物になります。
だから、ビックリするくらい汚れます。
見た瞬間に、数か月前に洗浄スプレーを使ったのが分かるくらいです（笑）
エアコンから水漏れする可能性がある
洗浄スプレーの洗浄剤がホコリやカビを付着させて固形物になって、詰まりの元を作ります。
その塊がエアコンのドレンパンやドレンホースに詰まると、エアコンの水がせき止められ、水漏れするからです。
結論は、
エアコン洗浄スプレーは百害あって一利なし！
ですね。
実は、エアコン洗浄スプレーを使う人に限って、キレイ好きな方が多いので、かわいそうですよね。
きれいになると思ってエアコン洗浄スプレーを使って、逆に汚れるなんて。
時々賃貸物件の大家さんも、エアコン洗浄スプレーを使って、大家さん自身でお掃除することもありますが、
入居した方が半年くらい経過して、汚れに気づくケースもありますね。
このように、エアコンの洗浄スプレーって意味ないですっていうか、使わないほうがおすすめです。
私たちのエアコンクリーニングは洗剤を吹きかけた後に、高圧洗浄機を使って洗剤を水で流します。
基本的に室外機のパイプを通して、洗剤と一緒にホコリやカビを流します。
面倒かもしれませんが、それが一番の近道ですね。
お客様自身でエアコン掃除する方法
それでは、エアコンの掃除はどうすればいいの？
放置していいの？
自分でできる方法はないの？
お客様自身でお掃除する場合は、「フィルター掃除」だけでいいと思います。
フィルターを取ってホコリを取るだけで、多少はカビの発生を抑えることが出来るからです。
面倒ですが、2，3か月に1回はフィルターお掃除しましょう！
しかも、0円です。
スプレーも不要です。
そんなこんなで、約２時間かけてクリーニング終了。
ちなみに、ビフォーアフター画像はこちら↓
エアコン（ビフォー）
エアコン（アフター）
エアコン（ビフォー）
エアコン（アフター）
洗浄した後の汚水です。
キレイになりました！
今回はエアコンの洗浄スプレーは使わないほうがいいっていいことをご説明しました。
洗浄スプレーを使うぐらいなら、何もしないほうがいいです！
フィルター掃除だけでOK。