こんにちは!
江東区豊洲でハウスクリーニングをしているリセットの大野です。
先日、水回りクリーニングの研修に参加しました。
最近はオンライン研修が多いのですが、久しぶりの現場での実務研修です。
場所は神奈川県の集合住宅です。
実際の現場で実務を見ながらの研修なのでワクワクです!
今回は、水回りのクリーニングです。
水回りというのは、キッチン、換気扇、お風呂、トイレ、洗面所です。
秋から冬にかけて非常にご依頼の多い場所です。
そこのクリーニングを学ぶわけです。
まず、今回の研修を受けた理由について説明します。
もちろん、私自身も普段から水回りクリーニングをしているのですが、今回研修を受けた目的は、
「他の人はどうしているのか?」
を知るためです。
特に業界経験が長い人が何をしているのかは興味あります。
この業界は、人によってやり方や順番が全然違うからです。
私もハウスクリーニング士の資格を取得した際に、基本のやり方を学びましたが、
実際に現場で仕事をすると、色々と工夫したり自分に合った道具や洗剤を使うようになりました。
10年、20年経験した人のノウハウを知るために、お金を払うわけです。
お金で買えるわけですから安いものです。
今回の研修現場は空室クリーニングです。
ハウスクリーニングの世界は大きく分けて2つあります。
1つは私がメインで行っている在宅のクリーニングです。
お客様が実際に住んでいる自宅に伺いクリーニングすることです。
2つめは、今回の研修現場のように、空室クリーニングです。
集合住宅に住んでいた人が引っ越した後に新しい人が住む前にクリーニングすることです。
空室クリーニングのほうが、お客様が目の前にいないので研修するにはうってつけです。
研修を受けてよかった点
まず、今回研修を受けてよかった点について。
10年、20年かけた掃除のプロは、私のような駆け出しと何が違うのかを知ることが出来ました。
結論から言うと、5つあります。
研修を受けてよかった点
1つめは道具
2つめは洗剤
3つめは掃除のやり方
4つめは心構え
5つめは経営について
です。
結構ありますね(笑)
最近youtubeでいろいろなお掃除動画が上がっているのですが、ほとんどが一般の家庭の主婦向けに作られています。
なぜなら、一般の主婦に見てもらえないと閲覧数が上がらないからです。
だから、
「100円均で購入できる神道具」
「10分で終わるお風呂掃除術」
などのコンテンツがyoutube上にアップされることが多いと思います。
でも、ハウスクリーニングをしていれば、油がすごかったり、カビがすごいなどもあります。
そのような場合には、10分では終わらないし、100均で購入した道具では歯が立ちません。
だから、その道のプロがどんな道具や洗剤で汚れと戦っているのかを知ることが本当に勉強になるのです。
掃除のやり方も新たな発見がありました。
空室クリーニングは、1日で終わらせないといけないことが多いので、とにかく時短をするそうです。
そのために、いろいろな方法で試行錯誤した結果、編み出したやり方がありました。
私自身、勉強になりました。
心構えについては、普段私のように個人事業主でやっていると孤独になります。
だから、なるべく横のつながりができるような仲間がいたほうがいいと話されていました。
また、繁忙期や閑散期などの過ごし方についてもアドバイスいただけました。
特に2月は閑散期中の閑散期らしく、どんなにベテランでも仕事が減るそうです。
また、道具の予備を準備しておく大切さを知りました。
特にエアコン洗浄機は、6月~10月は物が不足し、購入できなくなるそうです。
その時期にエアコン洗浄機が壊れたら、新しいものを購入して発注しても1か月待ちくらいになるそう。
もちろん、金額も高くなります。
だから、今のうちに予備機を購入しておくことが大事みたいです。
早速購入します!
経営については、閑散期を少なくするために、取引先や講師が考えている新しいクリーニング事業についても説明してくれました。
会社を経営していると従業員がいるわけですから、閑散期をのんびりすることが出来ないようで、大変そうでしたね。
また、自分1人では受けられない仕事も多いので、仲間づくりが大事とおっしゃっていました。
3LDKのクリーニングを1人で1日で終わらせることが出来ないので、協業する仲間がいれば受けられるからです。
研修を受けてよくなかった点
次に研修を受けてよくなかった点について。
2つあります。
研修を受けてよかった点
1つめは現場によって研修内容が左右される点
2つめは空室クリーニングと在宅クリーニングでは考え方が違う点
現場によって研修内容が変わる点がよくなかったです。
つまり、今回は現場が古い集合住宅だったので、所々傷んでいるところがあるので、掃除しても変わり映えしないところも多かったです。
また、換気扇も昔のプロペラだったり、お風呂も昔ながらのタイル張りで単純な構造や材質で、汚れも比較的少なかったので、時間も短時間で終わりました。
余った時間で、いろいろな洗剤や道具の話をしていただきましたが。
実際に使っているところは見れなかったです。
もっと、汚れがひどかったり、最近の材質のものであれば、違ったかもしれません。
あと、空室クリーニングは、時短を最優先させます。
納期があるからです。
だから、結構強力な洗剤や強引な掃除のやり方をされていました。
正直、洗剤によってはリスクがあるし、このやり方はお客様の目の前でできないかな~
と思っちゃいました。
私は、お客様が購入した大事なマイホームの一部をクリーニングしている意識があるので、できるだけ丁寧に仕上げたいと思うからです。
でも、本当にひどい汚れだったりした場合は、ある程度強力な洗剤がないと戦えない場合があるらしいので、参考にはなりました。
今回研修を受講して
結論よかったです。
良かった点のほうが多いし、空室と在宅の違いが分かったからです。
今回勉強した道具や洗剤を早速搬入し、自宅で試してみます。
更に自宅もキレイになるので一石二鳥です!